おまえさん、1月に何本映画見たんか?
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はじめに
1月からバタバタしていて忙しくなり…と言い訳をした。ということで1月に見た映画をまとめます。
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枯れ葉
TLでよかったと評判だったので見に行った作品。
ラブストーリーから余計なものを削ぎ落とし、余白を味わう映画だった。こういうのを見ると今の恋愛ドラマに色んなものが詰め込みすぎてると感じてしまった。
と字面だけ見ると地雷の匂いしかしない映画だった。が、その予想を裏切る面白さ。出てくる役者が原作大好きです!とパンフレットの中でも語っていて、その愛が詰まっていた。個人的に矢本悠馬演じる白石は漫画そのまんま。あの白石なら原作の最後みたいなことをしそうだと納得してしまった。
まだ始まったばかりの作品でこの先も続編がありそうだけど、あのまま最後まで突っ走れるか?と心配になりました!
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カラオケ行こ
https://movies.kadokawa.co.jp/karaokeiko/sp/
こちらも漫画原作を元にした作品。映画館とかでも宣伝してた。
現時点(2/13)で邦画実写でトップクラスに面白い作品。見れるなら早めに見たほうがいい。
まず、お話がいい。思春期特有のアイデンティティクライシスと声変わりの要素を絶妙なバランスでミックス。そこから主人公の聡実君が自分の殻を破っていく過程を丁寧に描いている。
次に綾野剛。紅を歌うだけで爆笑を誘い、色気で思春期の少年の殻を破っていく。この作品の確固たる軸として存在している。
この2つが合わさり、おかしくもありウルっとくる作品になっていた。今年一年でこの邦画が一番面白いって思える。ぜひ見てください。応援上映やってるよ!
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哀れなるものたち
https://www.searchlightpictures.jp/movies/poorthings
年初にブログでも触れた今年度のアカデミー賞作品賞レースの対抗馬ポジの作品。
まぁ凄まじいものを見た。女性の自立史!自由を目指す女性!と表向きには語られてるが、その実態はSEX!SEX!SEX!とひたすらに身体を交えてのし上がっていくというお話であった。
話の3分の1くらいがエマ・ストーンのSEXシーンで、ありとあらゆるプレイをしていた。それでありながら胎児の脳を移植された女性という設定から段々と感情の発達や社会性の発達、体性感覚の統合という発達段階を踏まえた演技を披露。さすがはオスカー女優である。
また、有害な男らしさ!という近年のハリウッドを皮肉ったラストシーンは爽快。時に女性は男よりもやべーことをするとはよく言ったものである。
頭のネジが吹き飛んだとんでもない映画なのでぜひ
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さいごに
以上が1月に見た主な映画です。来月も良き映画ライフを