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はじめに
あつい
最近はあまりの暑さにバテ気味になり、ブログの更新する気力が残っておりませんでした…
それもあるが、最近の見た映画がアニメものばっかりでどうしたものか…と思案していたのです。もう少し秋っぽい考えさせられるもの見たいよ…となりました。で、映画サイトで見つけたのがコレ。
https://asteroidcity-movie.com/
なにこれ面白そう
ということで、見てきました。
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わけわからん演劇をやる意味
演劇の裏側に迫る!ドキュメンタリー番組を基本線に
演劇の内容とその舞台裏を描く本作。
「演劇ってわけわからんよね!実はやってる演者もそうなんだよ!だから心配するなよ!」っていうのが強く伝わってくる。そして「そうした演じてる人も悩むような演劇をやる意味というのは少しだけ人生を明るくしてくれることなんだよ!」と最後に教えてくれるラストのシーン。すごくいいと思いました。
こうした意味のないものに重きを置くのは今の世の中には必要なのかもねって思いました。
このスクショ一枚取ってもわけわからんけど面白そうっていうのが伝わる
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綺麗な君たちはどう生きるかの意味
タイトルの綺麗な君たちはどう生きるかについて。
この2つ「わからんものを楽しめ!」っていうところで共通してる。エンタメとは基本的にわけわからんであり、こうしたわけわからんものは楽しいってことはめちゃくちゃ主張してるんです。ただ、明確なわからんものは作中の演劇であるアステロイドシティと指してる分、こっちの方がわかりやすいのかもしれないですな。というより君たちはどう生きるかがわけわからんものすぎる
細かいところ
・冒頭からベタベタなハリウッド映画っぽい仕上がりなの笑う
・辺鄙な街で研究発表会やる!学会あるある!
・お茶目な宇宙人がたまらない
・軍が出てきて隔離します!→宇宙人の写真あったわ→軍は意図的に情報隠してる!の流れがすごくアメリカっぽい
・パンフ見てキャストが豪華だなと
・最近のトムハンクスのちょっと嫌味なおじさん率の高さは異常
・「監督の都合でシーンカットされたんだよねー」っていうニュアンスのセリフをマーゴット・ロビーに言わせるのはエッジが効いてる
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さいごに
最近のコスパ重視な風潮に一石を投じる面白い作品でした。わけわからん演劇を楽しもうな!